学校法人タイケン学園 柴岡理事長プロフィール

PROFILE

杉町マハウ 杉町 マハウ(すぎまち まはう)
1984年生まれ 185cm 78kg O型
常磐高校(群馬県) 卒業
日本ウェルネススポーツ大学、日本ウェルネススポーツ専門学校 卒業
2020年7月より、日本ウェルネススポーツ大学、日本ウェルネススポーツ専門学校、日本ウェルネス高等学校の監督に就任
小学校3年生の時に来日。日本ウェルネススポーツ専門学校タイケン学園グループ在学中は健康スポーツ科で陸上競技を専攻。現在は監督兼選手として大学生、専門学校生、高校生と一緒にトレーニングを積み、国際大会の400mハードルで目覚しい活躍を見せています。世界でも珍しいハードル間12歩のダイナミックな走りに磨きをかけます。

主な戦績

2002年 インターハイ 走高跳 5位(1m96)
2006年 日本選手権400mH 2位(49秒63)
国体400mH 2位(49秒62)
2007年 ブラジル選手権400mH 2位(49秒30)
パン・アメリカン大会400mH 7位(49秒67)
セイコー・スーパー陸上400mH 3位(50秒05)
国体400mH 2位(49秒79)
2008年 イベロアメリカン400mH 優勝(50秒07)
ブラジル選手権400mH 優勝(49秒15)=北京五輪参加標準記録Aを突破
北京オリンピック400mH 準決勝進出(予選49秒45、準決勝50秒16)
国体400mH 2位(49秒45)
2009年 ブラジル選手権400mH 優勝(49秒65)=2連覇
世界選手権400mH 出場
国体400mH 優勝(48秒67)
2010年 ブラジル選手権400mH 優勝(49秒71)=3連覇
全日本実業団選手権400mH 優勝(50秒00)
国体400mH 優勝(49秒47)=2連覇
2011年 ブラジル選手権400mH 優勝(50秒13)=4連覇
静岡国際陸上400mH 優勝(49秒17)
2012年 ブラジル選手権400mH 優勝(49秒24)=5連覇
全日本実業団選手権400mH 優勝(49秒24)
国体400mH 優勝(49秒15)=3連覇
2013年 ブラジル選手権400mH 優勝(49秒59)=6連覇
静岡国際陸上400mH 優勝(48秒79)
2014年 南米選手権400mH 3位(50秒47)
静岡国際陸上400mH 2位(50秒00)
東京ゴールデングランプリ400mH 2位(49秒52)
ベレーングランプリ400mH 優勝(49秒09)
長崎国体400mH 優勝(50秒11)
2015年 静岡国際陸上400mH 優勝(49秒65)
川崎ゴールデングランプリ400mH 3位(49秒81)
東日本実業団400mH 優勝(予選49秒59 決勝50秒08)
パンアメリカン400mH 優勝(49秒68)
全日本実業団400mH 3位(49秒74)
和歌山国民体育大会400mH 2位(49秒74)
2016年 リオオリンピック400mH 準決勝進出
静岡国際陸上400mH 2位
川崎ゴールデングランプリ400mH 4位
東日本実業団400mH 2位

自己ベスト

400mH(48秒67)、走高跳(2m05)、十種競技(7055点)

INTERVIEW with Mahau SUGIMACHI

ウェルネス入学までは別の競技をやっていた

私は小学校2年生の3学期に日本にきました。陸上を始めたきっかけは、単純に“楽しそう”だったからです(笑)。本当はハードルをやりたかったのですけれど、やっている人がとても多かったので、先生の勧めで走り高跳びをやり始めました。そして中学校、高校でも走り高跳びを 続けていました。

ウェルネスの自由な環境の中で記録が伸びました

専門学校の部員たちと
練習前のミーティング

日本ウェルネススポーツ専門学校に入ろうときめたのは、大学と違って「スポーツに特化して取り組める環境」だったことと、上下関係が変に厳しくなく、自由に練習できる環境だと感じたからです。実際に入学してからは、当然の話ですけれど、当然の話ですけれど、「自分がやらないと記録は伸びない」という厳しさはありましたね。

ただ、ウェルネスには、やらされるのではなく、“やりたくなってしまう”不思議な環境があることも知りました。また、学科で勉強することで、競技や自分の 技術面でのポイントも再確認することもできました。それに、大学の部活動のような厳しいイメージではなく、楽しい環境があるので、2年間で仲間ともすごく仲良くなれたことも良かったですね。

ウェルネスを卒業する直前に、記録が一挙に伸びました。標準記録もいいところまできました。きっとウェルネスが素質を見抜いてくれたのだと思います。

夢に向かって、ウェルネスで目下取り組み中

陸上競技というと、ただ走るだけ、ただ跳ぶだけ、投げるだけの種目が多いなかで、私が今やっている400メートルハードルは、長い距離を走り、なおかつ跳ぶこともやらなくてはいけないという複雑なところが魅力です。

ここ最近、技術面には記録を伸ばすためにハードルを逆足で跳ぶことにしたのですが、右足で振り切らなくてはならなくなり、慣れるのにちょっと苦労しています。ただ、そこのところの技術を磨かないとハードルも早くならないので、今 もいろいろ工夫して練習しているところです。

オリンピックに出場して見えてきた“新たな夢”

北京オリンピックスタジアムにて菱沼篤志監督と

リオデジャネイロオリンピック出場に向けてテレビや新聞などの取材が多くあり、競技場のみならず、地元の方々に「テレビ見たよ」や「昨日の新聞載ってた?頑張ってね!」と声をかけてもらう機会が多くなりました。その声をプレッシャーと感じずに、応援して頂いて頑張ろうという気持ちで本番を迎えられました。 そして、現在では「東京オリンピック頑張ってね」と声をかけて頂く場が増えてきて、応援して頂く方々の期待に添えるべく、東京オリンピックに出場したいという気持ちになりました。

ウェルネスでスポーツしよう

専門学校1600mリレーのメンバーと

ウェルネスでは学校説明会など、学校を知るチャンスがたくさんありますので、どうぞ気楽に参加して、どんどん質問をしてください。

気軽に参加できるのがウェルネスです。すぐに学校のよさがわかりますよ。

私もいますから、ぜひ声をかけてくださいね。